トイプードルの毛質
トイプードルは巻き毛・縮れ毛・縄状毛が密生しています。
毛質は比較的硬く被毛は非常に豊富で、比較的硬い巻き毛・縮れ毛・縄状毛が密生しています。
毛色は単色毛が基本とされ、同じ色の中でも個体により若干濃淡の差もあります。
トイプードルの毛色(コート)
トイプードルの毛色(コート)は基本的に今まで単色のみがJKC(ジャパンケンネルクラブ)で認められており、14色が認定されています。
基本となるトイプードルの毛色は、ブラック、ホワイト、ブラウンの3色からなり、その他
- レッド、
- アプリコット、
- シルバー、
- ベージュ、
- シルバーベージュ、
- シャンパン、
- カフェオレ、
- クリーム、
- ブルー、
- グレー、
- シルバーグレー
があります。
JKC公認のトイプードルの毛色以外では
●ファウルカラー(ミスカラー)
●パーティーカラー
と呼ばれるものもあり、アメリカやヨーロッパでは2色以上のトイプードルのカラーに人気が出てきています。
国内のJKC も認定はしていませんが、血統書にその色をミスカラーの位置付けで記載するようになりました。
トイプードルの毛色に関しての注意
上記のパーティーカラーやファウルカラーのように、無理のない色合いで掛け合わされているものは問題ありませんが、このうち掛け合わせてはいけない色同士もあるため、それを無理に行うと心身に問題のある子犬が産まれてきてしまうと言われています。
トイプードルは毛の色が退色するの?
統計的にプードルは、退色する確率が高い犬種です。
2.3年後 早ければ3ヶ月で薄くなります。
ただし、退色の仕方やスピードは両親の毛色や歴代の掛け合わせが大きく影響します。
またトイプードルは加齢とともに退色するのが一般的です。
どのカラーも差こそあれ年齢と共に退色してゆくという認識は必要です。
子犬の毛色だけ見て高価なトイプードルを衝動買いすると、成長するに従って、毛色が全く変わっていく、ということにもなりかねません。
トイプードルのレッド・アプリコット・ブラウンは退色しやすい?
幼児期のプードルはレッド・アプリコット・ブラウンカラーはとても濃い毛色をしていますが年齢を重ねるとともに自然に退色変化しやすいカラーといえるでしょう。
一方ブラックやホワイトカラーなどの色は退色しにくいカラーとされています。
トイプードルのレッドはその毛色が確立されてから歴史が浅く退色やサイズのばらつきは多々ある様です。
また、最近はレッドが人気が高いので実際はアプリコットなのにレッド登録するブリーダーも多く、もし毛色を判断基準にして購入されるのでしたら三代の掛け合わせの確認等が必要と考えられます。
販売店へのクレームで1番多いのもこの毛色の変化についてです。同じレッドでも千差万別とお考えください。
実際に飼って家族になってしまうと退色や大きさなどは全く関係なく、元気で少しでも長生きしてくれればそれですべて良しとお考えの方も多いようです。